男性差別 (女尊男卑からのリダイレクト)
男性差別(だんせいさべつ)とは、男性に対する性差別である。女尊男卑(じょそんだんぴ)と呼ぶ人もいる。対義語は女性差別という。 男性差別撤廃を目指す思想や運動をマスキュリズムといい、ワレン・ファレルや久米泰介といった研究者が考察を行っている。また、男性解放を目指すメンズリブという運動もある。…
32キロバイト (5,016 語) - 2023年3月30日 (木) 02:05
「女性の天国?」とは思いませんが、確かに日本社会では男女の役割分担が明確になっている部分もありますね。ただ、過去に比べれば男女平等を求める声も高まっていますし、ここから先の社会の進化を期待したいと思います。

1 征夷大将軍 ★ :2023/05/15(月) 06:25:17.46ID:cdtGLHJ+9
集英社オンライン2023.05.14
https://shueisha.online/culture/129249

〈娘はお父さんキモい、洗濯一緒にしないで…息子がお母さんに優しくすると、マザコン扱い。日本のここだけはほんとおかしいと思う。まず娘がお父さんを汚いもの扱い、これ夫婦間が影
響してると思うし、母親想いの息子をマザコン扱いって、女の嫉妬が影響してる気がするし、 やっぱ女尊男卑よね、日本は〉

2017年3月に私がツイッターでつぶやいた文章です。これが思いがけず、あちこちで議論を呼び、賛否両論さまざまな意見をいただきました。

「いやいや、日本は相変わらず男尊女卑だ」という声も少なくありませんでした。でも、本当にそうでしょうか。私の目には、日本では、女性はもはや虐げられてはいなくて、逆に、男性のほうが虐げられているふうに映っています。

「思春期の女の子が父親を避けるのは脳のメカニズムによるもので日本に限らない」といったリプ(他の人のツイートに返信をすること=リプライの略)もありました。

私はそういうことを言いたかったわけではないんです。確かに、思春期の女の子がお父さんを避けたり、息子がお母さんと仲良しなのを好ましく思わない人がいるのは、日本に限ったことではない。ですから、私は、この現象自体を批判するつもりはありません。

私がおかしいと思うのは、「父親がキモい」と言ったり、母親想いの息子を「マザコン」呼ばわりしたりすることが許されていること。テレビの街頭インタビューなんかでも、「うちの夫、朝起きると口臭いんですよ~」などと言って盛り上がったりするじゃないですか。

「愛情表現が下手だから照れ隠しで言っている」という意見もありますが、逆だとどう男性が「うちの嫁さん、朝起きたら髪ボサボサでノーメイクでオバケみたいで、息は臭くて」なんてことを言ったら、大変なことになるでしょう?

今の日本は、男性が女性をけなすことは許されませんが、女性が男性を酷評する分には許されているんですね。やっぱり、日本はどう考えても女尊男卑の社会です。

以前、ある女性議員の方が、「おっさん政治をやめさせよう」とツイッターで発信したところ、「男性差別だ!」と盛大に批判されていました。

おっさん政治──。確かに、今の日本の政治をそう表現したくなる気持ちもわからなくはないのですが、この議員さんは、普段からジェンダーフリーを標榜している方です。その人が、こんな言い方をしてしまうんですね。

もしこの議員さんが「おばさん政治」などと言われたりしたら、大騒ぎするはずです。それなのに、どうして?と考えてみると、やはり「男性のことは悪く言っても許される」という日本社会にどっぷり浸かっているから。

女性を常に弱者と位置づけ、弱い立場だから何を言っても許されるという考えが根底にあるからではないでしょうか。

世界には、まだ女性に選挙権が与えられていない国が存在しています。サウジアラビアなどでは、女性が車の免許を取れるようになったのは、つい数年前のこと。このような国の目線で見ると、「日本は女性の天国じゃないですか」と思ってしまう。

男性は、ちょっとでも油断すると「セクハラだ」とすぐに言われてしまうから、職場などでは常に緊張し通しだったりするし、仕事だけで手いっぱいなのに、育児や介護などのケアワークも求められたり。「男はつらいよ」ではないけれど、今の社会は男性のほうが結構大変だったりするのではないでしょうか。

こんなことを言うと、「男の人から好かれたいから、そんな発言をするの?」と言われてしまうのだけれど、そうではなくて、日本社会を見た私の本心からの言葉です。

「いやいや、そんなこと言うけど、うちのダンナは私のことを見下した発言をしょっちゅうするよ」
「うちの夫なんか、家では何もしないでふんぞり返ってる。私を家政婦と思っているのかしら」

確かに、そういうこともあるでしょうが、個々のケースをいちいちあげていったらキリがない。その国のジェンダー問題を見るときは、社会全体を見るべきで、個々のケースを取り上げても仕方がありません。だいたい、「うちのダンナは──」と夫の男尊女卑の姿勢をとがめる人がいるけれど、それは、個人の責任。相手を選び間違えたのです。

大学の医学部の入試で、女子より男子受験生を優先して合格させる大学の存在が明るみに出て、大問題になったことがありましたよね。女性は妊娠出産で仕事を休まざるを得ない時期があり、複数の女性医師が同じタイミングで休むかもしれず、医療体制を構築しづらいというような課題はあるのかもしれません。

※以下出典先で

【「女性が優遇される日本社会、男性の声なき悲痛」】の続きを読む