「男性機能を維持したい」小倉智昭さんの命を奪った膀胱がん 医師が警告「浸潤性がんはスピード勝負」 …全摘すれば5年生存率は70%超小倉智昭さん(享年77)は、膀胱がんに端を発した8年におよぶ闘病生活の末に生涯を閉じた。その経緯には、がんの早期発見の… (出典:) |
医師が警告しているように、浸潤性がんは進行が早いとのこと。膀胱がんのリスクを理解し、早期の症状を見逃さないことが重要です。小倉さんのように、日常生活での体調の変化に注意を払うことが、命を守ることに繋がります。
1 ぐれ ★ :2024/12/16(月) 19:48:33.14 ID:HTDHvRLW9
※12/16(月) 17:00配信
FRIDAY
全摘すれば5年生存率は70%超
小倉智昭さん(享年77)は、膀胱がんに端を発した8年におよぶ闘病生活の末に生涯を閉じた。その経緯には、がんの早期発見の重要性、治療選択の難しさ、そして病気が進行する厳しさが色濃く映し出されている。
小倉さんは膀胱全摘の決断を躊躇(ちゅうちょ)した理由について、生前「男性機能を失うことへの恐れが、治療の決断を遅らせてしまった」と語っていた。
「小倉さんの言葉は、多くの膀胱がん患者が抱える葛藤と共通するものだと思います。しかし、治療の遅れが命を縮める要因となり得るのが現実です」
と「くぼたクリニック松戸五香」院長の窪田徹矢医師は声を落とした。
「膀胱がんは大きく非浸潤性がんと浸潤性がんの2つに分けられます。非浸潤性がんであれば、内視鏡治療で膀胱を温存できる可能性が高く、5年生存率は90%以上です。しかし、がんが筋肉層に達する浸潤性がんでは、膀胱全摘除術が必要になるケースがほとんどです。
浸潤性膀胱がんでも、適切な時期に膀胱全摘を行えば、5年生存率は70~80%を維持できます。しかし、手術の時期が遅れ、転移が見つかった場合、生存率は大きく低下してしまいます。
数字で言えば、リンパ節に転移した場合の5年生存率は35%程度、さらに遠隔転移が見られる場合は15%以下まで低下します。だからこそ、浸潤性膀胱がんと診断された場合は、できるだけ早期の治療決断が重要なのです」(窪田医師)
浸潤性膀胱がんでは、治療決断のスピードが生存率に直結する。しかしながら、膀胱全摘除術の説明を受けた男性患者の多くが「性機能の喪失」に悩むという。窪田医師が語気を強める。
「性機能が損なわれる可能性は、男性にとって大きな心理的負担となります。それはわかるのですが、治療を遅らせることで、さらに深刻な事態を招くことを考えるべきです。がんが進行して転移すれば強力な化学療法が必要となり、副作用によって体力も免疫力も低下。生活全般に大きな影響が出ます。性生活どころか、日常生活そのものが大幅に制限されてしまうのです」
◆「寛解した可能性がある」
続きは↓
「男性機能を維持したい」小倉智昭さんの命を奪った膀胱がん 医師が警告「浸潤性がんはスピード勝負」(FRIDAY) https://news.yahoo.co.jp/articles/858bad8f85591756bec100ef5e797d4add971d94
FRIDAY
全摘すれば5年生存率は70%超
小倉智昭さん(享年77)は、膀胱がんに端を発した8年におよぶ闘病生活の末に生涯を閉じた。その経緯には、がんの早期発見の重要性、治療選択の難しさ、そして病気が進行する厳しさが色濃く映し出されている。
小倉さんは膀胱全摘の決断を躊躇(ちゅうちょ)した理由について、生前「男性機能を失うことへの恐れが、治療の決断を遅らせてしまった」と語っていた。
「小倉さんの言葉は、多くの膀胱がん患者が抱える葛藤と共通するものだと思います。しかし、治療の遅れが命を縮める要因となり得るのが現実です」
と「くぼたクリニック松戸五香」院長の窪田徹矢医師は声を落とした。
「膀胱がんは大きく非浸潤性がんと浸潤性がんの2つに分けられます。非浸潤性がんであれば、内視鏡治療で膀胱を温存できる可能性が高く、5年生存率は90%以上です。しかし、がんが筋肉層に達する浸潤性がんでは、膀胱全摘除術が必要になるケースがほとんどです。
浸潤性膀胱がんでも、適切な時期に膀胱全摘を行えば、5年生存率は70~80%を維持できます。しかし、手術の時期が遅れ、転移が見つかった場合、生存率は大きく低下してしまいます。
数字で言えば、リンパ節に転移した場合の5年生存率は35%程度、さらに遠隔転移が見られる場合は15%以下まで低下します。だからこそ、浸潤性膀胱がんと診断された場合は、できるだけ早期の治療決断が重要なのです」(窪田医師)
浸潤性膀胱がんでは、治療決断のスピードが生存率に直結する。しかしながら、膀胱全摘除術の説明を受けた男性患者の多くが「性機能の喪失」に悩むという。窪田医師が語気を強める。
「性機能が損なわれる可能性は、男性にとって大きな心理的負担となります。それはわかるのですが、治療を遅らせることで、さらに深刻な事態を招くことを考えるべきです。がんが進行して転移すれば強力な化学療法が必要となり、副作用によって体力も免疫力も低下。生活全般に大きな影響が出ます。性生活どころか、日常生活そのものが大幅に制限されてしまうのです」
◆「寛解した可能性がある」
続きは↓
「男性機能を維持したい」小倉智昭さんの命を奪った膀胱がん 医師が警告「浸潤性がんはスピード勝負」(FRIDAY) https://news.yahoo.co.jp/articles/858bad8f85591756bec100ef5e797d4add971d94