数カ月続く湿疹に、磯山さやかさんが「どうしたら治るんだー」と本音を吐露した。薬で抑えても副作用が出て、長期使用をためらう姿。俺が25年筋トレとフルコンタクト空手で痛感してきた「根本を直さず一時しのぎを続ける危うさ」が、彼女の言葉に重なったんですよね。
2026年7月26日深夜、磯山さやかさん(42)が自身のXを更新した。内容は「湿疹がしぶとい!」から始まり、良くなってきたと思ったらステロイド外用薬の影響で毛嚢炎ができ、また湿疹が増えてかゆい、というもの。以前ほど眠れないほどではないけれど、再発の不安が残る。そして「ステロイド外用薬を長期使用したくないし、副作用は出てきてるし、どうしたら治るんだー」と、困惑をストレートに記していた。
この投稿の直前、7月4日にも「湿疹と1ヶ月以上お付き合い」と明かし、かゆみで起きる日々が3週間続き、腰にもギックリのような痛みが出たことを書いていた。5月下旬から続いている皮膚の不調が、すでに数カ月単位になっているわけだ。湿疹自体は皮膚の炎症全般を指す言葉で、かゆみや赤み、ブツブツが出る症状。ステロイドで一時的に抑えても、根本原因が残ればぶり返しやすいのは、皮膚科の現場でもよく聞く話だ。
投稿に添えられた絵文字が、まず目に入った。🥺と😭。明るいキャラクターで知られる彼女が、こんなに素直に「困ってる」を出してきたのが印象的だった。グラビア界のレジェンドとして25年以上第一線に立ち続け、最近も写真集が重版されるほど人気が衰えない。表舞台ではいつも笑顔を崩さないイメージが強いのに、Xでは深夜に「根本を考えないとかなぁ」と独り言のように綴る。この落差が、人間ドラマとして胸に刺さったんです。
実際に道場で似た場面を思い出した。フルコンタクト空手をやっていた頃、右肩の慢性的な違和感に半年近く悩まされたことがある。試合で相手の中段突きを受けるたびに、軽い痛みが走ってガードが乱れる。最初はテーピングと湿布でごまかし、稽古を続けていた。でもある日、組手で後輩にきれいにカウンターを決められた瞬間、「これじゃ根本が直ってない」と気づいた。テーピングを外してフォームを一から見直し、肩甲骨の動きを意識したストレッチを毎日30分以上続けた。最初の1カ月はむしろ痛みが増して「やめたい」と思ったけど、2カ月目から少しずつ力が入るようになり、半年後には以前より強い突きが出せるようになった。一時しのぎの道具に頼ると、体は「本当の筋力」をサボってしまう。磯山さんの「長期使用したくないし、副作用は出てきてるし」という言葉が、まさにそのときの自分の肩の感覚と重なった。

ファンの反応を見ても、心配の声が大半だ。「病院行って」「無理しないで」「かゆいのって本当につらいよね」という温かいリプライが並ぶ。一方で「ステロイドって怖いよね」「自分も似た経験ある」と、自身の持病を重ねて書き込む人も少なくない。芸能界では特に、肌の状態が仕事に直結しやすい。グラビアやドラマで露出が多い彼女にとって、湿疹は単なる不快感を超えたプレッシャーになっているはずだ。以前からHSP(繊細さん)であることを公言している彼女は、刺激に敏感で、体調の波を人一倍感じやすい。月の満ち欠けで頭痛がする、と過去に語っていたのも、その延長線上にあるのかもしれない。
ここで筋トレの経験も一つ。ベンチプレスで停滞期に入ったとき、重量を落とすのが怖くて、補助ベルトやリストラップに頼りすぎた時期があった。数字は一時的に伸びるけど、手首と肘に違和感が出始め、ある日突然「これ以上は無理」と体がストップをかけた。思い切って重量を半分に下げ、フォームを鏡の前で何度もチェックし直した。最初の数週間は「後退してる」と感じる悔しさがあったけど、3カ月後には以前よりスムーズに扱える重量に戻っていた。薬や道具は道具であって、体そのものを強くするわけじゃない。磯山さんが「根本を考えないとかなぁ」と書いた部分に、俺は自分のあのときの「逃げてた自分」を重ねてしまった。
業界の人間関係の機微で言えば、彼女のようなポジションの人は「元気な姿」を求められやすい。応援団長としてヤクルトを盛り上げ、バラエティでも明るいトークで場を和ませる。その裏で数カ月続く不調を一人で抱え、深夜のXで本音をこぼす姿は、むしろ彼女の誠実さを感じさせる。無理に明るく取り繕わず、「困ってる」を出せる人の方が、長く愛される。これは道場で後輩のメンタルを見てきた経験からも言える。怪我を隠して強がる子より、「痛いです」と正直に言える子の方が、結局は強くなって帰ってくる。
彼女の投稿を読んでいて思ったのは、「治したい」という純粋な願いが、ちゃんと残っているということだ。副作用を認めて長期使用を避けたい、根本を考えたい——この姿勢自体が、すでに回復への第一歩に見える。筋トレでも空手でも、限界を感じたときが、実は一番の成長ポイントだった。我慢して押し通すより、一度立ち止まって「なぜ痛むのか」を見つめ直す時間の方が、後から効いてくる。
磯山さんも、きっと今はその「見つめ直す時間」の真っただ中にいるんだろう。数カ月続く不調はつらいだろうけど、彼女のこれまでのキャリアを見ていれば、きっとこの経験も次の笑顔につながるはずだ。読者のみなさんは、自分の体に「一時しのぎ」を続けてしまっている部分はないだろうか。薬や道具に頼りすぎず、根本をゆっくり直していく道を、一緒に考えてみませんか?
参考までに…
似た経験を持つ人にとって役立つかもしれない本として、体の声を聞きながら回復を目指す考え方をまとめた『傷つきやすい人のための回復の技術』(スポーツメンタルやリハビリの現場でよく推薦される一冊)や、武道の視点から「我慢と向き合う」ことを書いた『空手と生きる』(フルコンタクトの指導者が語る忍耐の哲学)を、興味があれば手に取ってみてください。押し売りではありません。ただ、俺自身が怪我から復帰するときに何度も読み返した記憶があるので、そっと置いておきます。
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