ドン小西75歳 退院祝いの隣席に見えた20年越しの本音

75歳のドン小西さんが膀胱がん手術と咽頭がんの放射線治療を終え、退院祝いの席で元妻・早苗さんと並んだ瞬間。神田うのさんや元NHK青山祐子さんらが「結婚式みたい」と声を上げたその場に、僕は思わず「組手の後の握手」みたいな気配を感じたんです。

昨日のニュースで流れてきた退院祝いの動画。花束を受け取ったドン小西さんの顔が、治療前より明らかに細くなっていたのに、目尻のしわごと柔らかく緩んでいた。隣に座る早苗さんの肩がほんの少し内側に寄っている。この距離感、僕にはどうしても、道場で長年のライバルと久しぶりに組んで、互いにガードを下げた直後の空気と重なってしまった。


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ファッションデザイナーのドン小西さん(75)は、今年1月に心臓弁膜症の手術(自身2度目)を受け、その検査でステージ3の膀胱がんが見つかり手術。治療中に咽頭がんも判明し、3月末から放射線治療を続けていた。7月22日、その治療を終えての退院祝いが開かれ、神田うのさん、元NHK看板アナの青山祐子さんら親しい友人が集まった。昨年5月にテレビで約20年前に離婚した4歳年下の元妻・早苗さんとの再婚を宣言していた二人は、この席でも隣り合い、出席者から「結婚式みたいじゃん」「結婚式すればいい」と拍手で囃し立てられたという。

ここからが面白い。僕が25年以上続けている筋トレとフルコンタクト空手で何度も経験してきた「限界を超えた後の身体の正直さ」が、ドン小西さんの表情にそのまま出ていた気がするんです。

たとえば去年、道場で40分を超える組手を続けたときのこと。相手が若手で、最初はガードが硬かった。でも終盤、互いの息が上がり切った瞬間、急に相手の肩が落ちて、僕も自然に腕を下した。試合後の握手で「あのとき、もう勝負どうでもよくなった」と言い合ったんです。勝ち負けを超えて「残ったもの」だけが浮かび上がる瞬間。ドン小西さんの、花束を両手で受け取ったときの指の力の抜き方と、早苗さんをチラッと見た視線の速さに、それを思い出した。

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20年前の離婚。借金や浮気が取り沙汰された時期を経て、それでも交流を絶たなかった二人。娘さんが「腐れ縁」と呼ぶ関係性。ファッション界で華やかな表舞台を走り続け、15億もの借金を抱えながらも、最後に選んだのが「若い子の外見より内面が美しい」と本人が語った早苗さん。この選択、筋トレで言えば「ベンチプレスで限界重量を上げ続けて肩を痛めた後、フォームを根本から見直し、ようやく軽く感じる重量で深い効きを得た」ような感覚に近い。

治療で体が細くなった今だからこそ、余計な装飾が落ちた。うのさんのインスタストーリーズで「人生ってホントに色々あるから面白いく楽しいですねー♥」と書かれていたけれど、あの場にいた人たちは、ただの退院祝い以上のものを嗅ぎ取っていたんじゃないか。青山祐子さんが元NHKの看板アナとして長年培ってきた「人の本音を言葉の裏側から読む力」も、きっと働いていたはずだ。笑顔で花束を受け取るドン小西さんの目が、カメラに向けられた瞬間ではなく、隣の早苗さんに向けられたときに一番柔らかくなっていた――そんな仕草が、動画の端々に残っている。

【画像推奨箇所:神田うのさんのSNS投稿に映るパーティーの集合写真。ドン小西さんと早苗さんが中央近くに並び、周囲が和やかに笑顔を浮かべているシーン】

芸能界でこうした「戻る」選択は、実は静かに増えている。表では派手な再婚や若い相手が目立つけれど、裏側では「根っこの部分で通じ合える人」に回帰するケースが多い。武道の世界でも同じで、若い頃は派手な技で相手を倒そうとするが、年齢を重ねると「相手の重心を崩さず、自分の軸を保つ」動きにシフトする。ドン小西さんの今回の退院と再婚宣言の流れは、まさにそのシフトを体現しているように見える。

ただ、僕が個人的に気になったのは、早苗さんの肩の位置だ。並んで座ったとき、彼女の体がほんの少しドン小西さん寄りに傾いていた。これは「支える」姿勢ではなく「寄り添う」姿勢。組手で相手が本気で疲れたときに、こちらが自然に体を寄せてバランスを取る、あの無意識の動きに似ている。20年の空白があっても、身体が覚えている関係性って、あるんですよね。

がん治療という極限の負荷をかけられた後だからこそ、余計なものが削ぎ落とされて、二人の「本当の距離」が可視化された。うのさんたちが「結婚式みたい」と声を上げたのは、単なる社交辞令じゃなく、その距離感を直感で感じ取ったからだと僕は思う。神田うの 咽頭がん公表のドン小西氏の引っ越したばかりの新居で ...

あなたがこのニュースを見て最初に感じた「空気」はどんなものでしたか? 花束を受け取ったドン小西さんの笑顔と、隣の早苗さんの肩の傾き――どちらがより強く印象に残りましたか。よかったらコメントで教えてください。

※このテーマに関連して、似たような「長い時間をかけて戻る関係性」について書かれた本として、参考までに『熟年再婚のリアル』(関係性を時間軸で捉えたエッセイ集)が手元にあります。興味がある方はチェックしてみてください。

関連書籍イメージ
熟年再婚のリアル(参考)