最近、増田貴久さんが『おしゃれクリップ』でポロッと話した言葉が、なんだか胸に刺さったんですよね。「けんかするくらいの言い合いをした」って。しかも今は連絡を取り合っていて、「いい関係に戻れてよかったな」って。
道場で本気で組手をした後の、息が上がって汗が目に入るような瞬間を、ふと思い出しました。あの熱さが、ただのぶつかり合いじゃなくて、相手を本気で認め合えるきっかけになることって、武道を25年続けてきて何度も味わってきたんです。

事実の整理
7月19日放送の『おしゃれクリップ』で、増田さんは元NEWSの山下智久さん・錦戸亮さんとの関係について振り返りました。
山下さんが脱退した際には「ケンカするレベルの言い合い」をしたそうです。でも今は連絡を取り合っていて、山下さんが増田さんのコンサートを見に来てくれたりする関係に。錦戸さんとはお酒を一緒に飲んだこともあると言っていました。
当時の心境として「泣いてましたね」「誰かが抜けたら続けられないみたいな不安もあった」とも。NEWS結成当時は山下さんがジュニアのトップで、増田さんは一番後ろで踊るポジションだったことへの感謝も口にしています。現在は3人体制のNEWSで活動中です。
あの「けんかするくらい」の熱さは、実は本気の信頼の証だった
「けんかするくらいの言い合い」って言葉、普通に聞くとちょっとギクッとしますよね。でも、武道やってる身からすると、これはむしろ「本気で向き合っていた証拠」なんです。
フルコン空手の道場で、昔、後輩と組手練習をしていた時のことです。互いに本気で突きを出し合って、ガードを崩し合った瞬間、相手の目が一瞬キッとなって、息が完全に上がりました。終わった後、相手が「先生、ありがとうございました」って頭を下げてくれたんです。あの時初めて気づいたんですよね。あの熱いぶつかり合いがなければ、ただの「優しい先輩と後輩」の関係で終わっていたかもしれないって。
増田さんと山下さんの言い合いも、同じだったんじゃないかなと思います。当時、山下さんはジュニアのトップで、増田さんは一番後ろで支える立場。NEWSというチームを本気で作り上げようとしていたからこそ、意見がぶつかった。熱くなったのは、相手を「どうでもいい存在」と思っていたからじゃなくて、「この人と一緒に作りたい」という強い想いがあったからこそだと思うんです。
筋トレを続けていて気づいたのは、ベンチプレスで限界重量に挑戦した時、スポッターにフォームを厳しく指摘された瞬間です。最初は「うるさいな」って少しムカついた。でも、それがきっかけでフォームを根本から直して、怪我なく記録を伸ばせた。あの指摘がなかったら、ただの我流で終わっていたかもしれない。感情がぶつかり合う時こそ、向き合って修正するチャンスなんだと実感しました。
増田さんが「いい関係に戻れてよかったな」と言った時の、きっと少し柔らかい目元や、肩の力が抜けたような仕草を想像すると、時間が経ってからの「本当の和解」って、こういうものなんだなって思えます。

時間が経ってからの連絡やコンサート来訪が、本当の深みを生む
今、増田さんと山下さんが連絡を取り合っている。山下さんがコンサートに来てくれる。錦戸さんとお酒を飲む。
これって、ただ「仲直りした」って話じゃないんです。個々の道を歩んで、それぞれが成功したり、失敗したり、経験を積んだ上で、再び「ただの人間として」向き合えるようになったからこそ、できる関係だと思うんです。
道場でも同じです。同じ時期に一緒に汗を流した仲間が、別の道場に移ったり、競技を離れたりした後、何年か経って再会すると、不思議と昔の熱いぶつかり合いが懐かしくて、逆に親しみが増すんですよね。怒りや不満が残っていないのは、お互いが「その時の自分」を超えられた証拠なんだと思います。
芸能界って、とかく「脱退=絶縁」みたいなイメージが付きやすい世界です。でも増田さんたちのケースを見ていると、根本にあった「チームを本気で作ろうとした想い」が、時間が経っても残っていたんだなって感じます。山下さんへの感謝を今でも口にする増田さんの姿勢が、それを物語っている気がしてなりません。

ぶつかり合った相手こそが、自分の成長を後押ししてくれる
武道や筋トレを長く続けていると、だんだんわかってくるんです。「敵」だと思っていた相手が、実は自分の限界を教えてくれた一番の師匠だったって。
増田さんと山下さんの「けんかするくらいの言い合い」も、きっとそんな関係だったんじゃないでしょうか。熱くなってぶつかり合ったからこそ、お互いの本音が見えた。時間が経ってから「いい関係に戻れてよかった」と素直に言えるようになった。
これは、ただの「我慢して仲直り」じゃない。ちゃんと向き合って、ぶつかり合って、それでもお互いを尊重し続けられる関係になった証拠だと思うんです。
道場で学んだ一番のことは、「本気でぶつかり合える相手がいること自体が、すでに宝物」だということです。増田さんの言葉を聞いて、そんなことを改めて感じました。
最後に、こんなテーマを考える時に参考になる本
人間関係のぶつかり合いや、その後の成長について、武道や筋トレと同じように「本気で向き合う」ことを教えてくれる本を2冊、自然に紹介します。
・人を動かす(改訂文庫版) D・カーネギー
感情がぶつかり合う場面で、どう相手を尊重しながら本音を伝えられるか。昔から読み継がれている本ですが、増田さんたちの「言い合いから今の関係」にも通じる考え方が詰まっています。
・完訳 7つの習慣 人格主義の回復 スティーブン・R・コヴィー
「Win-Win」を目指す考え方や、長期的な人間関係を築くための原則が書かれていて、時間をおいてからの本当の和解や信頼回復について、深く考えさせられます。
— ソフトマッチョ —


皆さんは、昔激しくぶつかり合った人や、意見が食い違った人との関係、今はどうなっていますか?
時間が経ってから「いい関係に戻れてよかった」と思える経験、ありますか?
コメントで教えてもらえると嬉しいです。