道場で組手をしてるとき、相手の呼吸がふっと浅くなって、肩が少し落ちる瞬間があるんですよね。あの微かな変化を見逃さずに「今、こいつは何か抱えてる」と読めるようになるまで、俺は本当に時間がかかった。25年武道を続けて、筋トレも四半世紀近くやってきて、ようやくわかったのは「体のサインは心のサイン」だということ。今回の鬼越トマホーク・良ちゃんのニュースを聞いたとき、まっさきにその感覚が蘇りました。
事実の整理(最小限)
7月8日、鬼越トマホークの良ちゃんがXでアンジャッシュの渡部建さんを名指しで厳しく批判する投稿をしました。内容は「いつまでゴミなんだクソが…」という強い言葉。きっかけは、鬼越のYouTubeチャンネルへの出演オファーが「元吉本芸人」を通じてあったのに、結局実現しなかったことへの強い不満でした。
その後、渡部さんの所属事務所が「本人は一切関与していない」と声明を出し、良ちゃんの投稿を「事実と異なる」と指摘。一方、6月10日に公開されたニューヨーク・屋敷裕政さんのYouTubeで、相方の金ちゃんがすでにこう語っていました。「バズりたすぎて人に危害を加えるXが増えてきて…またちょっと始まってるなあ。情緒が不安定なんでねえ」。Xでは「第二の岩橋化では」との声も上がっています。

金ちゃんの言葉に込められた「相方としての本音」
金ちゃんが「情緒が不安定なんでねえ」とポツリと言った瞬間、画面越しにどんな表情をしていたんだろうって、つい想像してしまいます。おそらく、いつもの明るいトーンを少し抑えて、視線を少し横に逸らしながら、でも優しく。唇の端がわずかに下がって、肩が自然に落ちる。あの「ねえ」という語尾の柔らかさが、ただの批判じゃなくて、心配と戸惑いが混じった本音なんだと伝わってきます。
相方って、毎日顔を合わせて、ネタのタイミングや息の合い方を何年も一緒に作ってきた関係です。良ちゃんの「バズりたすぎる期」を一番近くで見て、マネジャーから注意されたときの反応も知ってる。金ちゃんがあえてYouTubeで明かしたのは、ただの暴露じゃなく「このままじゃ危ない」という、静かな警鐘だったんじゃないでしょうか。
武道と筋トレで学んだ「感情のフォーム崩れ」
組手で相手が感情的になると、だいたい決まったパターンがあります。呼吸が浅くなって、肩が上がる。視線が一点に固定されて、足の踏ん張りが弱くなる。そして、結局は自分の隙を大きくして、カウンターを食らう。良ちゃんの今回の投稿も、まさにそれに近い印象を受けました。溜め込んだフラストレーションが一気に噴き出して、言葉が荒々しくなっている。指先が震えながらキーボードを叩いているような、息が上がっているような…そんな「フォームの崩れ」が感じられます。
筋トレでも同じです。スクワットで重い重量を扱うとき、フォームが崩れ始めるのは筋肉の限界じゃなくて、心が先に折れかける瞬間なんですよね。腹圧が抜けて、肩が丸まって、視線が下を向く。あのときに「一旦バーを置いて、一呼吸置こう」って自分に言い聞かせる習慣が、結局長く続けられる秘訣なんだと、25年続けて痛感しています。

業界の人間関係の機微と「誤解の連鎖」
お笑い業界って、本当に人間関係の機微がすべてです。オファー一つが「信頼されている」というメッセージになるし、それが一方的に流れたと感じると、過去のすべての「値踏み」や「後輩扱い」が一気に蘇ってくる人もいる。良ちゃんの投稿にあった「後輩値踏みできる立場なのか」という言葉には、積年の小さな傷が詰まってるように感じました。
でも、渡部さん側からすると「自分は一切関与していない」というのが事実だった。第三者を介した話が、伝言ゲームみたいに歪んで届いた結果の悲しいすれ違い。こういうときこそ、直接会って話せば済むことも、SNSだと一瞬で大きく広がってしまう。岩橋さんのケースを「岩橋化」と呼ぶ声が出るのも、SNSが感情を増幅させてしまう危うさを、みんなが痛いほど知ってるからだと思います。
道場で似た経験をしたことがあります。ある後輩が、師範代に「見てもらえない」と感じて、急に感情的になったんです。目が泳いで、肩がガチガチに固まって、話がどんどんエスカレートしていく。結局、後でゆっくり話したら「実は家庭のことで…」と本音が出てきて、すべてが氷解しました。あのとき学んだのは、「感情が高ぶってる相手にこそ、一呼吸を促す言葉をかける」ことの大切さでした。
これからを思う そして読者への問いかけ
金ちゃんの心配が、良ちゃんの「一旦バーを置く」きっかけになればいいなと思います。情緒が不安定になるのは、弱さじゃなくて人間らしい部分です。ただ、それをSNSというリングの上で一人で戦おうとすると、傷が深くなりやすい。マネジャーさんがNG案件を独断で決めるのも、きっと「守るため」だったはずです。
このニュースを見て、ふと自分のことを振り返る人もいるんじゃないでしょうか。感情が一気に噴き出しそうになったとき、あなたはどうやって自分を立て直していますか? 一呼吸置く方法とか、誰かに相談するタイミングとか、よかったらコメントで教えてください。同じように悩んだことがある人同士で、優しい言葉が交わされる場になれば嬉しいです。

長年芸能人の表情や仕草を見てきて思うのは、結局「本音は目元と肩と呼吸に出る」ということ。良ちゃんがこれからどんな表情でカメラの前に立つのか、そっと見守りたいと思います。金ちゃんの優しい警鐘が、二人にとって新しいスタートのきっかけになることを、心から願っています。
このニュースから少しでも前向きな気持ちになれたら…
感情の揺らぎを感じたときに役立つのが、日常で意識できる「呼吸」と「境界線」の考え方です。押し売りではなく、ただのヒントとして。
・感情を整える呼吸法を学べる本(Amazonで「マインドフルネス 呼吸法」で検索)
・人間関係の境界線を上手に引く練習に役立つセルフケア本
心が少しでも軽くなるきっかけになれば幸いです。
(ソフトマッチョ・25年武道&筋トレ経験から)


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