2025.05.16 07:00

5月12日、中居正広（52才）が、フジテレビへの反撃を開始した。本誌が4月24日発売号で報じていたように、ついに新たな弁護団を結成し、フジテレビなどが設置した第三者委員会による調査報告書への疑問や問題点を追及する姿勢を示したのだ。

中居の弁護団は、第三者委員会に送達した資料開示と釈明を求める文書の中で、報告書の問題点を列挙。特に、WHO（世界保健機関）の定義を持ち出しながら、中居を“性暴力者”と認定したことに強い拒否感を示した。

「弁護団は、第三者委員会は『日本語の有する“性暴力”という言葉の凶暴な響きやイメージに留意せず、漠然と使用した』と指摘しました。さらに、中居さんから詳細な聞き取りを行い、関連資料も精査してきた結果、一般的に想起される“暴力的または強制的な性的行為”の実態は確認されなかったと、あの日、密室で起きた出来事の内容に踏み込んだのです」（全国紙社会部記者）

騒動後、旧知の知人に「やれることはやった。こんなはずじゃなかった……」と漏らしていたという中居。彼にはどうしても受け入れられない点があった。

「第三者委員会の報告書によって、中居さんは“性暴力者”の烙印を押されたわけですが、ここには強烈に反発しています。性犯罪者のように世間に見られることがどうしても許容できなかったと。

芸能界引退後、兄や姪っ子、そして長年彼を支えてきた恋人が中居さんのそばにいて、ずっと彼を励ましてきたそうです。彼らは中居さんの言葉を信じていた。そんな身内からの信頼を守るため、“性暴力ではない”という部分だけは主張したい、この一心のようです」（芸能関係者）

新たなステージを迎えた中居騒動。果たして、彼が自ら真相を口にする日は来るのだろうか。

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