日本テレビの長寿バラエティ番組『行列のできる相談所』（日曜午後９時）が２０２５年３月をもって終了することになると、１２月１２日の日刊スポーツが報じた。

　番組は２００２年４月に『行列のできる法律相談所』のタイトルでレギュラー放送がスタート。不倫や損害賠償請求などの法律問題を再現ドラマで紹介し、弁護士に見解を問うという構成で、初代ＭＣを島田紳助氏（６８）が務めた。

　出演する弁護士も名前が知られる存在となり、北村晴男氏（６８）、丸山和也氏（７８）、住田裕子氏（７３）、橋下徹氏（５５）、本村健太郎氏（５７）など、政界や情報・報道番組で活躍する弁護士も輩出した。しかし、今回の番組終了報道――。

（略）


「その仕事ぶりを買われ、２１年６月の人事で日テレの執行役員に昇格したほど。ただ、役員であるＡ氏の番組なだけに『行列のできる相談所』は“聖域”的な扱いで、終わらせることができなかったともささやかれていましたね。そこについにメスが入ることになり、日テレ関係者の間でも“ついにか……”という声が飛び交ったと。

　近年はマンネリ化も指摘されていた『行列のできる相談所』ですが、同番組に“とどめを刺した”と言われているのがフワちゃん（年齢非公表）だともっぱらです」（前同）

■フワちゃんに“年内復帰”話

　フワちゃんは２０２０年６月より『行列のできる相談所』にレギュラー出演していたものの、２４年８月４日にお笑いタレント・やす子（２６）の《やす子オリンピック　生きてるだけで偉いので皆　優勝でーす》というＸのポストを引用し、あまりにも酷い暴言投稿をしたことで芸能活動を休止。

　後にその“不適切投稿”の場にＡマッソ・加納（３５）とトンツカタン・森本晋太郎（３４）がいたこと、加納が最初にやす子の投稿を発見してフワちゃんを焚きつけた、森本がポストを制止しようとしたことなどが報じられた。

「加納さんが“私は関係ない”という感じでやり過ごそうとしていたのを、フワちゃんや森本さんサイドが憤り、結果、報道として出ることになったと言われていますね。３人の関係修復も難しいとも言われていますが……あの一件によりフワちゃんは『行列のできる相談所』から降板することになりました。

　初代ＭＣの紳助さんをはじめ、元雨上がり決死隊・宮迫博之さん（５４）、アンジャッシュ・渡部建さん（５２）も番組から降板しましたが、フワちゃんは２１年７月から渡部さんの後任としてゲストの番宣係を担い、『行列のできる相談所』も彼女を重用していました。

　ただ、やす子さんの一件で制作サイドも厳格な対応に踏み切った。レギュラー降板となり、収録済みの放送回はフワちゃんの姿を全カットするほどでしたからね。まぁ、そんな放送回でもフワちゃんが見切れる場面があり、本番中にスマホをイジるシーンが残っていて再炎上してしまったわけですが……」（前出の制作会社関係者）

　８月以降、テレビから消えたフワちゃんだが、この１０月には友人でタレントの朝日奈央（３０）の結婚式に参列したと報じられ、その姿を複数の週刊誌にとらえられた。

「やす子さんの一件が勃発する前から“常識がなさすぎる”“テレビで見たくない”という声が多かったフワちゃんを『行列のできる相談所』は重用していましたが、その点にも厳しい目が向けられ、さらに全カットという普通はない放送もあり、結果的に彼女の存在が“番組打ち切り”を後押ししたのでは、という声も聞こえてきていますね。

　そして、そのフワちゃんですが、年内にも活動を再開させてメディアに出てくるのではないかという話が今、テレビマンの間では飛び交っているんです。いきなり地上波番組に出演するのはさすがに難しいでしょうから、影響力のある人物のＹｏｕＴｕｂｅあたりから復帰するのではないかとも見られているのですが。

　フワちゃんは、活動休止後はヨーロッパのある国に滞在し、英語の勉強をしているとも言われましたが、朝日さんの結婚式にわざわざ帰国して参列したのはテレビや芸能関係者とのパイプを失いたくない、つなぎとめておきたかったからだとも言われています。それぐらい、フワちゃんは早期復帰する気満々で、どうやって芸能界やテレビに戻るかをずっと考えていたといいます。復帰するということは、その算段がついたということか……」（前同）

『行列のできる相談所』は２５年３月をもって終了すると報じられているが、フワちゃんは番組終了より早くメディア復帰を果たすことになるのだろうか。

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https://pinzuba.news/articles/-/9169