2024年9月10日19時36分

パワハラ疑惑などで告発された兵庫県の斎藤元彦知事（46）が連日、話題になっている。

大阪府知事で日本維新の会の吉村洋文共同代表（49）は前日9日、大阪府庁で記者団の取材に応じ、斎藤知事に辞職を促したことについて言及。日本維新の会は同日、斎藤氏の辞職と出直し選挙を求める申し入れ書を服部洋平副知事に提出した。県議会最大会派自民党など他の全会派は12日に辞職要求する予定だが、斎藤氏は「真摯（しんし）に受け止めている」としつつ、これまで通り「県政を前に進めたい」と続投を表明した。

そんな中、X（旧ツイッター）では「#斎藤知事がんばれ」のハッシュタグがトレンド入りした。「もう一度　この笑顔を見せてください　斎藤知事がんばれ」「吉村さん、斎藤知事に電話で辞職を促す？　ほんとに？　ほんとにそれでいいの？吉村さん　兵庫県民もそれでいいの？　なんで立ち上がる団体がないの？　斎藤知事を支持してる県民、信じてる県民いるんでしょ？　斎藤知事を守りましょうよ」「色々意見されると思いますが　何故辞職しないのかは　正義感が強いからだと思う　私的見解です」などの応援コメントが寄せられていた。

一方で「#斎藤知事がんばれ　などというタグを流行らせて斎藤元彦兵庫県知事を擁護している連中がいるが、何とでも弁明できるパワハラ疑惑やおねだり疑惑と違って、公益通報者保護法違反は言い訳できないのです。告発されている当事者の知事本人が告発者の処分を決めるのは言論弾圧でしかなく正当化できない」「正気かこれ」「命を賭して告発した人がおんねんで？　人の命をなんだと思ってんねん。不謹慎極まり無い」などの書き込みもあった。

斎藤氏は東大経済学部を卒業後、総務省に入省。その後、維新の松井一郎知事時代、大阪府で財政課長になり、吉村知事時代の21年に退職し、自民と維新の推薦を受け、兵庫県知事選に出馬した。

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