2024年3月11日 13:08

　来月のフィナーレに向けて終盤に差し掛かった世界ツアー「Ｔｈｅ　Ｃｅｌｅｂｒａｔｉｏｎ　Ｔｏｕｒ」で先週末、米歌手マドンナ（６５）がまたもやらかし、Ｘ（旧ツイッター）ではマドンナの行動を巡って批判が続出している。

　米ロサンゼルス郊外イングルウッドでの公演で、中央の花道から会場を煽っていたマドンナは、観客が総立ちする中、一人だけ立っていないファンを見つけ、「そこで座って何をしてるの？　なんで座ってる！」と問い詰めた。

　すると周りの観客がすぐに反応し、マドンナに何かを伝えようとした。マドンナはステージの端まで歩み寄り、よく見るとそのファンは車いすだったのだ。マドンナはすぐに「ああ分かった。不適切だったわ。ごめんなさい。来てくれてありがとうね」と謝罪した。

　この様子を撮影した動画を米芸能メディア「Ｐｏｐ　Ｃｒａｖｅ」が１０日、Ｘに投稿したところ、１０００件を超えるマドンナへの非難コメントであふれた。

　あるユーザーは、「そもそも立とうと座ろうと関係ないでしょ？　観客はカネを払ってチケットを買って、わざわざ会場に出向いているわけだし」として、マドンナの煽りそのものを批判した。

　一方、マドンナを擁護する声も多い。常にマドンナの失敗を見つけては批判する人の多さにうんざりだというＸユーザーは、「彼女は自分の間違いに気づき、謝った」と投稿。間違いが起きた直前の曲は、観客を盛り上げようとして煽っただけだったとし、「揚げ足取りって疲れない？」とつづった。

　同ツアーを巡っては、ニューヨークの公演でマドンナが２時間以上遅刻し、ファンから訴えられる騒動も起きている。

東スポWEB
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/295051