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ウクライナと７８年前の日本との違いは、攻められている国が世界最強国家（この形容はテコンダー朴っぽいな）アメリカじゃない事。
78年前のアメリカは二正面作戦で日本とドイツ両方相手にしてぶちのめした。さらにソ連をレンドリースで支援した。
世界最初の核兵器を実用化した。
78年経って、アメリカと（ソ連後継の）ロシアとの国力の差は開いている。
アメリカの人工衛星がロシアの情報を監視している様はロシアのそれより規模で上回っており
アメリカの軍用ネットワークがベースになっているインターネットはロシアの情報をぶっこ抜きして詳細な分析に役立っている。
ウクライナ革命の前年ロシアに亡命したスノーデンの供述を信じるならインターネットやらWindowsやらAppleコンピューターやら使っていればアメリカのNCAやらCIAに情報は抜かれまくり。
便利で楽しいスマホもアメリカに世界中の有用な情報をもたらしている事だろう。
アメリカの情報戦略も洗練されていてロシアを悪役にしてEUやNATO全体でロシアを制裁するのも概ねうまくいっている。
アメリカのオースティン国防長官は「ロシアを弱体化させるのが目的」と言って日本でも日経や朝日その他で報道されているが、このロシアを弱体化させるための時間をかけるやり方こそがウクライナ国民にとっての最大の懸念の一つ。
他国の思惑のためにわざと長引かされて苦しみが続くのだから。
それとロシアに核兵器を使用される可能性。核兵器保有国同士の撃ち合いなんて今までの歴史にないのだから。核弾頭の保有数そのものはロシアが世界一。
アメリカは下院議長の台湾訪問で中国の面子を潰して、中国がロシアを援助しやすいお膳立てを整えてしまった。