>>38
＞他の日本人被害を見て、私怨が増幅されていった形である。

これは具体的にはどういう事というと、
例えば詐欺の被害が自分一人だった場合、「仕方ない」と諦めてしまうようなものでも
他に大勢の被害が出ていたのを知り、怒り戦い始める事がある。
これは原始から続く社会性に依るところで、集団が攻撃された場合、
個人の怒り（私怨）と集団として怒り（社会正義）が結合するわけである。
山上は私怨を口にしているが、どちらに比重があるのか（または私怨のみなのか？）を判断するのは第三者である。
裁判なら裁判長だ。

それを知るには被告人質問で
「あなた以外の日本人も統一教会の被害に遭っていたが、それついてどう思っていたか？」
と聞けばよい。

「いや、他の日本人被害者はどうでもよいと思っていた（私怨度100％）」と言うか
「自分と同じ目にあって苦しんでいると思った」と言うか
後者ならば本人は気付いていなくとも、動機に社会正義の側面を見い出すのである。