比村奇石さんのマンガ月曜日のたわわ』(『週刊ヤングマガジン』連載)の広告が2022年4月4日日本経済新聞朝刊に掲載されたことによる賛否がネットで渦巻く中、女優の裕木奈江さん(@nae_auth)がTwitterで以下のように言及して、波紋を広げていました。

ちなみに私は色々と30年間経験した後に、「現実社会で違法とされている事はエンタメでも基本表現を制限・禁止するべき」と思っています。

自由な娯楽を嗜むには一定以上の知性が必要で、そうでない人には自制が難しく作品に影響され自分勝手で感情的な行動をとりやすくなってしまう。

このツイートは削除されていますが、「それではどんな創作もできなくなってしまう」という趣旨の意見が続出していました。

裕木さんは、更に次のようにツイート


ニューヨークタイムズに未成年の身体をフェチ的にしつこくしつこく愛玩描写する娯楽作品の広告が出たら、普通に抗議デモや不買運動が起こりそう。

表現の自由は大事だけれど、お堅くあって欲しいブランドイメージの新聞でわざわざ見せなくてもって思うよね。


表現の自由」は政治や差別に対し「弱者が強者に異議を唱えても投獄や毒殺されないため」にとても大切なので、立場が上の人が卑俗に他者を表現していいとか、未成年の性商品化を守ってあげるためのものではなかった筈。

これには、「(広告を出稿する)場所をわきまえてほしい」という意見が上がっていた一方で、「表現の自由は誰もが持つ権利」「日本には日本人が決めたルールがある」「線引きは誰が決めるのか」といった批判や疑問が多数寄せられています。

日本国憲法において、「表現の自由」は第二十一条に以下のように定められています。

第二十一条

1、集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
2、検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

1970年まれの裕木さんは、映画『曖・昧・Me』(1990)で主演に抜擢され、『北の国から’92巣立ち』『ポケベルが鳴らなくて』などさまざまなドラマに出演して一世を風靡しました。『ウーマンドリーム』の挿入歌で秋元康氏作詞の「泣いてないってば」で本格的な歌手活動をスタートし、写真集ヒットするなどアイドル的人気を博しました。

2004年より一年間のギリシャへの留学を経て、2006年に映画『硫黄島からの手紙』に出演。現在はアメリカロサンゼルスに在住で、2017年にはドラマツイン・ピークス The Return』に内道役に脚本・監督のデヴィッド・リンチ氏から直接キャスティングされています。

2013年より続くブラックライヴズ・マター運動(BLM)や、非白人の役を白人が配役されることが「ホワイト・ウォッシュ」として人種問題化したことを間近で見ていたであろう裕木さん。現在の日本映画業界で渦巻くスキャンダルに対して思うところがあるのかもしれませんが、日本におけるエンタメファンの受容のあり方とは、ギャップがあることが示されたといえそうです。

※画像はTwitterより(現在は削除)
https://twitter.com/nae_auth [リンク]

「日本には日本のルールがある」 女優・裕木奈江さん「現実社会で違法とされている事は表現を制限・禁止するべき」ツイートに反論続出


(出典 news.nicovideo.jp)


<このニュースへのネットの反応>

じゃあ、デブをネタに笑いを取る芸人は全員アウトだな





胸の大きな女性が服着て外を歩いてたら、それは違法だったんだw


ポケベルが鳴らなくての再放送が見れなくなってしまう


更年期のしわわってやつか


戦前だったら愛国婦人会に入ってアカを撲*てそうな連中。現代のナチスとはまさにこいつら


はい、また釣れた!


これ多分アニメよりドラマとかのほうが困る規制だぞ。アニメはいざとなれば別世界のできごとにできる。人間の血を青くして人間じゃないので何でもOKとかもできるわけで


ネットが無法地帯とか何時の時代だよ。現実世界で違法のものはネットでもアウトなんだよ、少なくとも日本では。


こう言う発言をする人はなぜか自分は大丈夫と言う根拠のない自信がある。ルールや規制が恣意的に運用されてしまうと言う事を理解してない。盲目的で浅はか。


もしかしてニューヨークタイムズを未だに高尚な新聞だと思ってらっしゃる・・・?


それ本気でやったら、「芸歴30年」の殆どが抹消されるんだけど覚悟あるんかな?


悪役ほとんどいなくなって日常系しか残らなくなるやんけ。あと月曜日のたわわは関係ないだろう。


「ヤクやってんじゃねーよ」って意味かと思ったらむしろその逆、アンティファかよ


SFも時代劇も全否定?


この人、ドラマか映画だかでアレな役を熱演したら現実と創作が分からんバカに滅茶苦茶中傷され、週刊誌で「嫌いな女優NO1」とかにまで選ばれてしまった可哀想な人なんだよな。こんな考えになったのは悲しいわ。まぁだからと言って、表現の自由を損なわせようとするのはダメだけど。


現実世界から犯罪がなくなったら規制してもいいよ


このツイートすごい。何がすごいって前後の文脈含めて完全に「私はアホです」って自己紹介になっちゃってるところだし、30年も様々な経験を経たうえで辿り着いた先がこれって言うところがまた人生賭けたギャグって感じ。


じゃあ日常系のドラマしか出演しないんだね? どんなにギャラ積まれてもサスペンスやホラーは一切出演を拒否してみせると。素晴らしい気骨の持ち主だな、出来るものならな


「現実社会で違法とされている事は表現を制限・禁止するべき」って点だけ見ても「ヒロアカ、ワンピース、鬼滅、呪術といった暴力描写のある作品」「金田一少年や名探偵コナンの殺人(犯罪)描写」はNGとなるため、「『月曜日のたわわ』や『宇崎ちゃん』のような犯罪と無縁の緩い日常を描いた作品」しか残らないという望んだ状況と逆の結果になるのよね


ネットは現実では言えないことを発言できることに意味があるわけでそれすら許されないならネットが存在する必要性すら失う綺麗事並べたところで多くの犯罪者は捕まらず好きなように生きているのも現実我々はその環境に対応していくしか無いのです